自転車で高尾山まで行って高尾山登って降りて自転車で帰ってくる(失敗)

どうした

ゆるゆるドミニオン会(ゆるドミ)に行ってきた。
第27回ゆるドミ結果発表会会場 - 不倒城内 キャベツ太郎貯蔵庫 - はてなグループ::ついったー部
自転車を手に入れて二ヶ月ぐらいになるし、走行距離の限界に挑戦しようとかねがね思っていたので、開催場所の自由が丘から多摩川遡上して高尾山にいけるのではないかということで行ってきた。

第一の失敗

まずね、ゆるドミに行くのに起床を失敗するよね。
置きたのは昼下がり。炎天下の中、自転車で中野->自由が丘を走る。
汗だくで20kmを走ってびちゃびちゃになってゲームするよね。
マナーってもんがないよね。(ゆるドミは楽しかったです)

会場にタオルを忘れながら失礼して、二子玉へと向かう。
先の小田原輪行でメシ食ったときに手袋を紛失してしまったのと、山頂で湯を沸かすための器具が欲しかったので、二子玉のモンベルへ行かねばならなかった。
夜は涼しいのでなんとなくたどり着いた。二子玉は再開発されて洒落た雰囲気を出していた。

多摩川

多摩川のサイクリングロードは夜暗すぎるので、多摩川沿いの道路を走る。
登戸あたりから南側へ、南多摩から北側へ、聖蹟桜ヶ丘からはまた南側へと多摩川を渡りながら上っていった。聖蹟桜ヶ丘には一時期住んでいたこともあるので、駅前の様子をみたり、旧居の周りを見に行ったりもした。全然覚えてなかった。ここからは多摩川を離れることになる。

京王線

京王線を頼りにしていけば、高尾山に着くはずである。30kmを超えたあたりから体は限界を迎える。コンビニでの休憩をはさみながらなんとか進んでいく。睡眠時間も足りず、連続起床時間も限界を超えているのか。コンビニのアイスコーヒーでなんとか持たせる。京王片倉を越えると、もう寂しい山って感じの道路になってきて、最高に心もとない。しかし確実に山に近づいてきていることがうかがえた。

風呂

もはや限界である。AM2:00である。あわよくば高尾山山頂でご来光でも見るかと考えていたが甘かった。おそらくこの時の体では登るまで2時間かかるだろう。日の出ギリギリである。タイムアタック登山は死を招く。高尾山の近くには、アレがある。

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ふろッぴィは最高。ただし駐輪場はないので敷地内の邪魔にならないところに置いておく感じになった。ひとっ風呂浴びて、洗濯もして、仮眠を取った。ありがとうふろッぴィ。洗剤はカウンターで20円で買える。ここまで40kmの道のりであった。

高尾山へ

起きて回復した感じだったので、空が白んできたところで高尾山口駅へと向かう。高尾山口駅には無料の駐輪場があるのでそこを利用させてもらった。(駅近くの高架下にある)

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すっかり明るいが、人は少ない。ぶらぶらと一号路を登っていく。早朝なのでしまっている売店を見ながら粛々と登った。途中、薬王院の朝のおつとめの時間にちょうどあい、ほら貝の音を聞く。その後、何事もなくスッと山頂へ。登山は自転車と違ってお尻が痛くならない。自転車アンド登頂という初期の目標を果たした感動を胸に、湯を沸かしてカップラーメンを食べた。
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(どういうわけかローカロリーのカップラーメンを持ってきてしまった)

下山

登った山は降りなければならない。行きと同じく一号路を下る。ぼちぼち家族連れが登ってきていた。
この時、本当に自転車で帰宅するかは迷っていた。高尾山から電車で乗れば、一本で帰れるしそれでいいのではないのだろうか。しかし今回は限界にチャレンジしたかったので、自転車で帰ることにした。

第二の失敗

無理でした。北八王子のあたりで体がどうにも動かなくなってしまった。フラフラになりながら漫画喫茶に倒れ込み、その後夕方まで寝た。

無理はよくないよね

日差しとは体力を奪われるものなのだなぁと思うながら涼しくなった夕暮れどきを走る。ぼちぼちとしたスピードで家を目指したが、国分寺のあたりで限界に達する。素直に国分寺で自転車を詰め、輪行で帰った。

どうだった

人は寝ないと体が動かない。そう思った。体力をつけてまた挑戦したい。