2017年のシルバーウィーク

どうした

シルバーウィーク何したかって話

最初の方

仙台に旅行に行った。詳細は日記につけたのでここに書く必要はない。

旅行終わってから

近所を散歩したり、ガンプラを開けたりした。意識的に時間をゆっくり使うようにした。
スーパーのイートインコーナーでぼーっとしたり、カツオを煮たりした。カツオはさくで買ってぶつ切りにした。ところでさくって漢字でどう書くのだろうと思い、調べた。柵のようだ。語源はわからん。
マイクラで山をけずって平らにした。海上高速道路も作った。海上高速道路は海から1ブロック上に作り、下を船で通れるようになっている。ところどころ登れるように階段もついている。少し離れた砂漠に村があるのでそのうちトロッコで直通路線を引きたいものだ。
部屋を少し片付けた。
木曜の雨のあと、冷え込むようだ。
長袖を出しておかなければ。

松潤をよそおう迷惑メール

どうした

松潤からの間違いメール」をよそおった迷惑メール(多分返信するとちょろいメアドとして収集される)やつが最近きて完結したっぽい。
文面を考えた人は松潤の気持ちになって頑張って考えたのか…と感慨深くなったのでここにまとめておくことにした。

1

f:id:Number6:20170915151107p:plain

2

f:id:Number6:20170915151114p:plain

3

f:id:Number6:20170915151121p:plain

4

f:id:Number6:20170915151127p:plain

5

f:id:Number6:20170915151132p:plain

6

f:id:Number6:20170915151138p:plain

7

f:id:Number6:20170915151144p:plain

8

f:id:Number6:20170915151150p:plain

さいごに

間違いメールですよと教えてあげる親切な人をひっかける邪悪な迷惑メールです。

Googleマップの「現在位置の共有」

どうした

三浦半島自転車一周する友人と、俺だけ自動車で同行した。
その際に掲題の機能を知って使った。

使い方

support.google.com
正直スクショ付きで使い方説明してる他の情報サイト見た方がわかりやすい。

どうだった

自転車組のふたりと共有し、チェックポイントに先回りする形で伴走した。
位置情報共有のためのURLを作り、LINEで共有した。(共有に煩雑な手間がいらない)
位置情報を共有する時間は設定できる。今日の21:00までとか。(その場その日そのイベントの間だけの共有ができる)
何より自動的に共有されるため、自転車側の人間は意識することなく現在位置を伝えることができる。
バックグラウンドで位置情報を送信しているだろうから、バッテリー消費が気になる所だが、5時間ぐらいなら問題ないだろう。
待つ側もあとどれくらいなのかを把握できるので、待機のストレスがなくいい感じだった。
複数人で別行動するときにはかなり便利な機能かつGoogleマップの一機能なので新しくアプリをインストールするなどの手間もないので、コミケなどで使っても面白いかもしれない。

ひげ

どうした

ひげが生えてくる。ひげがどんどん生えてくる。

私とひげ

ひげとの付き合いは長い。たしか中学生の終わり頃からもうポツポツ生えてきたような気がする。高校の時はひげを剃っていたと思う。ひげは不思議だ。こちらとしてはまったく許可していないのに生えてくるので本当に迷惑をこうむっている。突然の訪問者の方がまだ話が通じる。大体ちんちん出して対応すると帰る。出したことはないが多分そうだろう。

永久脱毛

ひげの処理はとにかく面倒くさい。硬いし、勝手に伸びるし、伸びると肌のケアがしにくい。毎日剃るのは肌が荒れる。とにかく面倒が極まった結果、ひげの永久脱毛を試したことがあった。
電気式の奴だと記憶しているがこれがとにかく痛い。痛すぎる。毛穴ひとつひとつにバチーンギャー!という手合である。これが綺麗なお姉さんにやってもらえるというのだからありがたい。ありがたくない。痛すぎて泣いちゃうので次第に足は遠のき結果として途中で行くのをやめた。鼻の下のひげは半端にちょっとまばらになった。

抜く

鏡を見るたびに永久脱毛は痛かったなあということを思い出す。思い出しながらT字カミソリでひげを剃っている。剃るのを忘れたときは抜いている。たまに左側だけしか抜かないので半分だけひげが生えている人になる。でも鼻の下だけは少しひげが生えていないのでちょっとだけ楽だなぁと思う。多分年を取って、おじいちゃんになってもひげを見るたびに痛かったなぁと思い出すのだろう。

三浦半島一周

どうした

三浦半島という半島がある。神奈川県の南東部の半島のことだ。
逗子とか横須賀とか、先の方には三崎港があるところだ。
都内からも行きやすいこの半島を自転車で一周してみようという計画をかねてより友人と立てており、この日曜にさあ行くぞということになっていた。しかし私はというと八月に医者により親知らずの抜歯が実施され、その後の具合が良くなかったのでこのチャレンジへの参加は見送ることになってしまった。参加を断念して家でただ過ごすというのもつまらないので、日差しの中自転車で走っているやつらの横をクーラーの効いた自動車で走るという遊びをすることに切り替えた。

自動車

都内でぶらぶらしている金のない男が自動車に乗るには、カーシェアリングというサービスを利用することになる。カーシェアリングはインターネットでその辺の駐車場に留まっている車を借りられるので、店舗に言ってわいわい受付しなくて済む手間の少ないレンタル車両サービスだ。近所に用意されている車両は限られるため車の選択肢は少ないが、化石燃料を爆発させて性的興奮を得るのが目的なら大した問題にはならない。今回はスズキのハスラーが空いていたのでこれを借りた。
ハスラーは小さいが後部座席に結構モノが載るので良い車だ。見た目もかわいい。

田浦駅

田浦駅前に自動車が留まれるところなどない。

海は海だ。大きく、青い。あと音が鳴ってる。

三浦半島は山ばっかりだ。車で走ると短めのトンネルがよくある。短めのトンネルは息を止める時間が短くて良い。

コンビニ

自転車で上り坂を走っている友人たちを追い抜いて先にコンビニに着いた。ぼんやりとその辺の錆びた家を見たりした。コンビニの喫煙所はプロパンガス置き場の前にあったが、分煙もここまで来たのかと感心した。

野菜直売所

スイカや大根がある。

空は空だ。青い。あとヘリがたまに飛んでる。

三崎港

三崎港はマグロ推しだ。石を投げるとマグロを食わせてくれる店に当たる。駐車場のおっちゃんは駐車場に入ろうとすると、「そこ空いてるからそこに置いて。タダだから」って言ってた。港町にいるのんびりとした猫がいた。

渋滞

海水浴場のある海岸は渋滞していてクソ。

大根焼酎

おいしいのか?

細い。


f:id:Number6:20170910132310j:plain

最近買った漫画の話

父とは子とは。

諸星大二郎先生が新作やってるのを知らなかったのを反省しながら購入。
謎解き型デスゲーム作品で毎回扉絵のパズルを考えておられるようで楽しそう。
とにかくキョウコさんがかわいい。

猟師の話だが今回は海で魚を突く話がメイン。飲める水作ったりボロボロの小屋で寝泊まりしたりのサバイバル系の話が多くて面白い。

自転車で高尾山まで行って高尾山登って降りて自転車で帰ってくる(失敗)v0.3

どうした

 自転車を買った。二ヶ月前のことだ。白と青と橙のトリコロールカラーはあまりにも少年向けアニメ的なカラーリングをしていて当初は少し気恥ずかしさを感じていたものだったが、じきに慣れたというか開き直ってきたとみえて、最近はトータルコーディネートだなんだという言い訳をしながらとうとうドラゴンのマークが入ったグローブを買うまでになっていた。
 さて、自転車というものを社会人になって改めて手に入れてみるとこれがまた諸々の都合にしっくりとくるものである。電車通勤による日頃の運動不足の解消にはもってこいであり、言うほど広くはない街の足としてはちょうどよいときている。都会というものは電車によってどこへでも行けるようになってはいるが、主要な駅は広くて入り組んでいるし、毎日がお祭りでもあるのかと驚くぐらい大勢の人が忙しそうに行き来しているのでいささか閉口していた。そんなおりに自由に一人で好きなように行けるものを手に入れたら、これに夢中になるのは仕方がないことだろう。
 こうなると、二十三区は俺の庭だぞといわんばかりにどこへ行くにも自転車で走って行きたくなる。そこへ自由が丘で行われるボードゲームの集まりがあると聞き、これはしめたとばかりに参加の連絡をした始末である。名をゆるゆるドミニオン会(ゆるドミ)といった。
第27回ゆるドミ結果発表会会場 - 不倒城内 キャベツ太郎貯蔵庫 - はてなグループ::ついったー部
 予定を作って上機嫌でいると、つい余計なことに気づいてしまうものだ。自由が丘からはすぐに多摩川に出られるではないか。そのことに一度気づいてしまうと、かねてよりの企みが頭をもたげてきた。多摩川沿いを遡上して高尾山まで行ってみたい。そしてあわよくば高尾山に登ってしまってみてはどうだろうか。やあやあこれはきっと皆驚くぞとろくでもないことを考えてしまうのである。こうなるともうどうしようもなくて、みるみるまに登山リュックに支度を始めてしまった。
 こういうわけで、中野から自由が丘経由、高尾登山の計画が立ってしまったのである。
 

第一の失敗

 気分はもう遠足である。遠足の前の日の子供と同じということはご多分に漏れずなかなか寝付けないでいる。うっすらと空が白んできたときにようやくかっくりと眠る。そうすると起きるのは昼過ぎになる。時は七月、熱中症の危険が声高に叫ばれる季節のちょうど一番気温が高くなるころに出発と相成った。暑い暑いと言ってはいるがなあにこの俺様にかかれば大したことはなかろうとリュックを背負って出発をした。普段とは違う道の目新しさに最初は意気揚々とこいでいたのだが、次第に日差しに体力を奪われ、10km走ればうなだれて、20km走ってやっと辿り着くころには汗はびしゃびしゃ足はふらふらのボロ雑巾が完成していた。着いてしまえばよくしたもので、涼しい部屋でボードゲームを楽しんだ。
 

 夜の八時を回ったころ、中座の挨拶をして二子玉川へと向かった。最初の目的地は二子玉川にあるアウトドア用品店だ。予定は立てるが準備はそれなりというか、まあ金があればそこいらで買えるだろうといういい加減な性格なので、足りない道具を買いに行こうというわけだ。先の小田原輪行でメシ食ったときにうっかり手袋を置き忘れてしまったのでその補充と、山頂で湯を沸かすための鍋のようなものが欲しかったので、店がやっているうちにたどり着く必要があった。道中、うっかりタオルを忘れたことに気づいたが、戻っていては店が閉まるので泣く泣く諦めることにした。汗は服の裾でぬぐえばいいだろう。幸いにも、夜は風が心地よくさほど汗をかかずに件の店へとたどり着くことができた。再開発された駅前はなにやら小洒落た雰囲気でサイクルジャージに登山リュックという出で立ちには少し居心地が悪かった。しかし心の中で、俺は今から大冒険に出かけるのだぞ、そのことをお前達は知らないのだと思うことで、意気揚々とその場を後にしたのだった。

多摩川

 以前に夜の多摩川サイクリングロードを友人と走ったことがある。昼間は自転車だけでなくランニングをする者で混み合っているサイクリングロードでも、夜なら空いているだろうという軽い気持ちで行ってみたのだった。その実、空いてはいたのだが、これが友人の顔もろくに見えない真っ暗闇であった。考えてみれば当然のことだが、川っぱたに敷かれた道なんかに街灯なんかがあるはずもなく、ただただ自転車につけた貧相なライトだけが頼りである。おっかなびっくり走ってはみたが、何が落ちているかもわからない道で速度を出せるはずもなく、ふたりでわーわーわめきながら走ってどっと疲れた次第である。愚者は経験に学ぶの言葉の通り、今回はサイクリングロードではなく、川の横を通る車道を走ることにした。川沿いの環境も同じようなものばかりだと思っていたらそうでもないようで、工場や川の設備が占めていたりして、川を渡って登る必要があった。登戸あたりから南側へ、南多摩から北側へ、聖蹟桜ヶ丘からはまた南側。聖蹟桜ヶ丘は、上京したての頃に住んでいた街だ。あれからはや十年も経ったのかと妙な感慨にふけりながら、駅前の様子を見て、旧居の前を通った。全然覚えてなかった。そもそも旧居のマンションは建て替えられていた。さて、ここからは多摩川を離れることになる。

京王線

 京王線を頼りに西へと行けば、高尾山に着くはずである。高尾山には電車で行くものである。走行距離が30kmを超えたあたりから、そう確信していた。長時間の走行においてまず限界を迎えるのが尻である。これは尻にパッドを入れることによって対策を講じた。しかし次に限界を向かえたのがこともあろうに腰であった。腰。肉月に肝心要の要と書いて腰である。つまるところ人体の構造においてもっとも重要な部位がこの腰である。尻が痛む原因は尻に体重がかかっているからである。尻が痛くなくなっても、尻にかかる体重は減っていなかった。それどころか、登山リュックなんかを背負って更に増していた。上半身の重さが尻にかかっているということは、同じく腰にもかかっていたのだ。この世で一番儚いもの、腰。この世でもっとも尊いもの、腰。さようなら、腰。ありがとう。
 コンビニでの休憩をはさみ、体を騙しだましなんとか進んでいった。睡眠時間も足りず、連続起床時間もとうの昔に超えていた。眠いときに寝て、起きたいときに起きるのが人というものだろう。しかし自分で立てた目標を放り投げるというのも、決まりが悪い。これが他人の決めたものならいくらでも捨てていけるのだが。ああアイスコーヒーのカフェインだけが頼りだ。京王片倉を越えると、辺りにだんだん木が増えてきて、行き交う車も数台しか見なくなってきた。街灯の間隔が開いてきたのも気のせいではないだろう。頼りにしていた明かりが少なくなっていくことは心細かったが、それは確実に山に近づいてきていることであった。

風呂

 山に近づくとはどういうことだろうか。少し本気で考えてみて欲しい。今回の正解は、程度の差はあれ上り坂があるということである。言われてみればなんだそんなことかと思われるかもしれないが、こと今までにない距離を走ってきて腰が破断しかかっている男にとって、それはどうしようもない事実として全身へと降り掛かってくるのである。AM1:30である。出発するまでは、いや、出発してからもしばらくの間は、あわよくば高尾山山頂でご来光でもひとつ拝んでみましょうかと考えていた馬鹿がいたのである。今から登って間に合うだろうか?いや、そもそもこんな体で登れるのだろうか?登れたとして降りられるのだろうか?いや、まず山に登る意味とは?山とは?楽しかった山の思い出が蘇る。登れば疲れる。下れば膝が痛む。その後には何が待っているのだろうか。そうして思い出したことがあった。高尾山の近くには、アレがある。

f:id:Number6:20170716042009j:plain

 高尾の湯ふろッぴィは八王子にある健康ランドであり、露天風呂、檜風呂、打たせ湯、薬仁湯、スチームバス(女湯は塩サウナらしい)、水風呂、サウナ、ジェットバス、バイブラバス、ファミリースパ、子供風呂の11種類のお風呂と演劇などの余興が楽しめる大広間と落ち着いて食事のできる海王亭があり、仮眠を取ることのできるレストルームも完備された高尾に出来たこの世の楽園、あるいは全ての人々の魂の還る場所のことである。広々とした駐車場が用意された約束の地ではあるが、残念ながら駐輪場はないので敷地内の邪魔にならないところに置かせていただいた。圧倒的ホーム感のあるロビーで受付をすませ、流れるようにひとっ風呂浴び、備え付けの洗濯機で汗にまみれたサイクルジャージも洗濯をして、レストルームで横になりゆっくりと仮眠を取った。ああなんとありがたいことだろうか。ありがとうふろッぴィ。深夜2時からは追加料金を取られる。素晴らしきふろッぴィ。洗剤は受付カウンターで20円で買える。