ひげ
どうした
ひげが生えてくる。ひげがどんどん生えてくる。
私とひげ
ひげとの付き合いは長い。たしか中学生の終わり頃からもうポツポツ生えてきたような気がする。高校の時はひげを剃っていたと思う。ひげは不思議だ。こちらとしてはまったく許可していないのに生えてくるので本当に迷惑をこうむっている。突然の訪問者の方がまだ話が通じる。大体ちんちん出して対応すると帰る。出したことはないが多分そうだろう。
永久脱毛
ひげの処理はとにかく面倒くさい。硬いし、勝手に伸びるし、伸びると肌のケアがしにくい。毎日剃るのは肌が荒れる。とにかく面倒が極まった結果、ひげの永久脱毛を試したことがあった。
電気式の奴だと記憶しているがこれがとにかく痛い。痛すぎる。毛穴ひとつひとつにバチーンギャー!という手合である。これが綺麗なお姉さんにやってもらえるというのだからありがたい。ありがたくない。痛すぎて泣いちゃうので次第に足は遠のき結果として途中で行くのをやめた。鼻の下のひげは半端にちょっとまばらになった。
抜く
鏡を見るたびに永久脱毛は痛かったなあということを思い出す。思い出しながらT字カミソリでひげを剃っている。剃るのを忘れたときは抜いている。たまに左側だけしか抜かないので半分だけひげが生えている人になる。でも鼻の下だけは少しひげが生えていないのでちょっとだけ楽だなぁと思う。多分年を取って、おじいちゃんになってもひげを見るたびに痛かったなぁと思い出すのだろう。
三浦半島一周
どうした
三浦半島という半島がある。神奈川県の南東部の半島のことだ。
逗子とか横須賀とか、先の方には三崎港があるところだ。
都内からも行きやすいこの半島を自転車で一周してみようという計画をかねてより友人と立てており、この日曜にさあ行くぞということになっていた。しかし私はというと八月に医者により親知らずの抜歯が実施され、その後の具合が良くなかったのでこのチャレンジへの参加は見送ることになってしまった。参加を断念して家でただ過ごすというのもつまらないので、日差しの中自転車で走っているやつらの横をクーラーの効いた自動車で走るという遊びをすることに切り替えた。
自動車
都内でぶらぶらしている金のない男が自動車に乗るには、カーシェアリングというサービスを利用することになる。カーシェアリングはインターネットでその辺の駐車場に留まっている車を借りられるので、店舗に言ってわいわい受付しなくて済む手間の少ないレンタル車両サービスだ。近所に用意されている車両は限られるため車の選択肢は少ないが、化石燃料を爆発させて性的興奮を得るのが目的なら大した問題にはならない。今回はスズキのハスラーが空いていたのでこれを借りた。
ハスラーは小さいが後部座席に結構モノが載るので良い車だ。見た目もかわいい。
海
海は海だ。大きく、青い。あと音が鳴ってる。
山
三浦半島は山ばっかりだ。車で走ると短めのトンネルがよくある。短めのトンネルは息を止める時間が短くて良い。
コンビニ
自転車で上り坂を走っている友人たちを追い抜いて先にコンビニに着いた。ぼんやりとその辺の錆びた家を見たりした。コンビニの喫煙所はプロパンガス置き場の前にあったが、分煙もここまで来たのかと感心した。
野菜直売所
スイカや大根がある。
空
空は空だ。青い。あとヘリがたまに飛んでる。
三崎港
三崎港はマグロ推しだ。石を投げるとマグロを食わせてくれる店に当たる。駐車場のおっちゃんは駐車場に入ろうとすると、「そこ空いてるからそこに置いて。タダだから」って言ってた。港町にいるのんびりとした猫がいた。
渋滞
海水浴場のある海岸は渋滞していてクソ。
大根焼酎
おいしいのか?
道
細い。
最近買った漫画の話
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- 作者: 諸星大二郎
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謎解き型デスゲーム作品で毎回扉絵のパズルを考えておられるようで楽しそう。
とにかくキョウコさんがかわいい。
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自転車で高尾山まで行って高尾山登って降りて自転車で帰ってくる(失敗)v0.3
どうした
自転車を買った。二ヶ月前のことだ。白と青と橙のトリコロールカラーはあまりにも少年向けアニメ的なカラーリングをしていて当初は少し気恥ずかしさを感じていたものだったが、じきに慣れたというか開き直ってきたとみえて、最近はトータルコーディネートだなんだという言い訳をしながらとうとうドラゴンのマークが入ったグローブを買うまでになっていた。
さて、自転車というものを社会人になって改めて手に入れてみるとこれがまた諸々の都合にしっくりとくるものである。電車通勤による日頃の運動不足の解消にはもってこいであり、言うほど広くはない街の足としてはちょうどよいときている。都会というものは電車によってどこへでも行けるようになってはいるが、主要な駅は広くて入り組んでいるし、毎日がお祭りでもあるのかと驚くぐらい大勢の人が忙しそうに行き来しているのでいささか閉口していた。そんなおりに自由に一人で好きなように行けるものを手に入れたら、これに夢中になるのは仕方がないことだろう。
こうなると、二十三区は俺の庭だぞといわんばかりにどこへ行くにも自転車で走って行きたくなる。そこへ自由が丘で行われるボードゲームの集まりがあると聞き、これはしめたとばかりに参加の連絡をした始末である。名をゆるゆるドミニオン会(ゆるドミ)といった。
第27回ゆるドミ結果発表会会場 - 不倒城内 キャベツ太郎貯蔵庫 - はてなグループ::ついったー部
予定を作って上機嫌でいると、つい余計なことに気づいてしまうものだ。自由が丘からはすぐに多摩川に出られるではないか。そのことに一度気づいてしまうと、かねてよりの企みが頭をもたげてきた。多摩川沿いを遡上して高尾山まで行ってみたい。そしてあわよくば高尾山に登ってしまってみてはどうだろうか。やあやあこれはきっと皆驚くぞとろくでもないことを考えてしまうのである。こうなるともうどうしようもなくて、みるみるまに登山リュックに支度を始めてしまった。
こういうわけで、中野から自由が丘経由、高尾登山の計画が立ってしまったのである。
第一の失敗
気分はもう遠足である。遠足の前の日の子供と同じということはご多分に漏れずなかなか寝付けないでいる。うっすらと空が白んできたときにようやくかっくりと眠る。そうすると起きるのは昼過ぎになる。時は七月、熱中症の危険が声高に叫ばれる季節のちょうど一番気温が高くなるころに出発と相成った。暑い暑いと言ってはいるがなあにこの俺様にかかれば大したことはなかろうとリュックを背負って出発をした。普段とは違う道の目新しさに最初は意気揚々とこいでいたのだが、次第に日差しに体力を奪われ、10km走ればうなだれて、20km走ってやっと辿り着くころには汗はびしゃびしゃ足はふらふらのボロ雑巾が完成していた。着いてしまえばよくしたもので、涼しい部屋でボードゲームを楽しんだ。
夜
夜の八時を回ったころ、中座の挨拶をして二子玉川へと向かった。最初の目的地は二子玉川にあるアウトドア用品店だ。予定は立てるが準備はそれなりというか、まあ金があればそこいらで買えるだろうといういい加減な性格なので、足りない道具を買いに行こうというわけだ。先の小田原輪行でメシ食ったときにうっかり手袋を置き忘れてしまったのでその補充と、山頂で湯を沸かすための鍋のようなものが欲しかったので、店がやっているうちにたどり着く必要があった。道中、うっかりタオルを忘れたことに気づいたが、戻っていては店が閉まるので泣く泣く諦めることにした。汗は服の裾でぬぐえばいいだろう。幸いにも、夜は風が心地よくさほど汗をかかずに件の店へとたどり着くことができた。再開発された駅前はなにやら小洒落た雰囲気でサイクルジャージに登山リュックという出で立ちには少し居心地が悪かった。しかし心の中で、俺は今から大冒険に出かけるのだぞ、そのことをお前達は知らないのだと思うことで、意気揚々とその場を後にしたのだった。
多摩川
以前に夜の多摩川サイクリングロードを友人と走ったことがある。昼間は自転車だけでなくランニングをする者で混み合っているサイクリングロードでも、夜なら空いているだろうという軽い気持ちで行ってみたのだった。その実、空いてはいたのだが、これが友人の顔もろくに見えない真っ暗闇であった。考えてみれば当然のことだが、川っぱたに敷かれた道なんかに街灯なんかがあるはずもなく、ただただ自転車につけた貧相なライトだけが頼りである。おっかなびっくり走ってはみたが、何が落ちているかもわからない道で速度を出せるはずもなく、ふたりでわーわーわめきながら走ってどっと疲れた次第である。愚者は経験に学ぶの言葉の通り、今回はサイクリングロードではなく、川の横を通る車道を走ることにした。川沿いの環境も同じようなものばかりだと思っていたらそうでもないようで、工場や川の設備が占めていたりして、川を渡って登る必要があった。登戸あたりから南側へ、南多摩から北側へ、聖蹟桜ヶ丘からはまた南側。聖蹟桜ヶ丘は、上京したての頃に住んでいた街だ。あれからはや十年も経ったのかと妙な感慨にふけりながら、駅前の様子を見て、旧居の前を通った。全然覚えてなかった。そもそも旧居のマンションは建て替えられていた。さて、ここからは多摩川を離れることになる。
京王線
京王線を頼りに西へと行けば、高尾山に着くはずである。高尾山には電車で行くものである。走行距離が30kmを超えたあたりから、そう確信していた。長時間の走行においてまず限界を迎えるのが尻である。これは尻にパッドを入れることによって対策を講じた。しかし次に限界を向かえたのがこともあろうに腰であった。腰。肉月に肝心要の要と書いて腰である。つまるところ人体の構造においてもっとも重要な部位がこの腰である。尻が痛む原因は尻に体重がかかっているからである。尻が痛くなくなっても、尻にかかる体重は減っていなかった。それどころか、登山リュックなんかを背負って更に増していた。上半身の重さが尻にかかっているということは、同じく腰にもかかっていたのだ。この世で一番儚いもの、腰。この世でもっとも尊いもの、腰。さようなら、腰。ありがとう。
コンビニでの休憩をはさみ、体を騙しだましなんとか進んでいった。睡眠時間も足りず、連続起床時間もとうの昔に超えていた。眠いときに寝て、起きたいときに起きるのが人というものだろう。しかし自分で立てた目標を放り投げるというのも、決まりが悪い。これが他人の決めたものならいくらでも捨てていけるのだが。ああアイスコーヒーのカフェインだけが頼りだ。京王片倉を越えると、辺りにだんだん木が増えてきて、行き交う車も数台しか見なくなってきた。街灯の間隔が開いてきたのも気のせいではないだろう。頼りにしていた明かりが少なくなっていくことは心細かったが、それは確実に山に近づいてきていることであった。
風呂
山に近づくとはどういうことだろうか。少し本気で考えてみて欲しい。今回の正解は、程度の差はあれ上り坂があるということである。言われてみればなんだそんなことかと思われるかもしれないが、こと今までにない距離を走ってきて腰が破断しかかっている男にとって、それはどうしようもない事実として全身へと降り掛かってくるのである。AM1:30である。出発するまでは、いや、出発してからもしばらくの間は、あわよくば高尾山山頂でご来光でもひとつ拝んでみましょうかと考えていた馬鹿がいたのである。今から登って間に合うだろうか?いや、そもそもこんな体で登れるのだろうか?登れたとして降りられるのだろうか?いや、まず山に登る意味とは?山とは?楽しかった山の思い出が蘇る。登れば疲れる。下れば膝が痛む。その後には何が待っているのだろうか。そうして思い出したことがあった。高尾山の近くには、アレがある。
高尾の湯ふろッぴィは八王子にある健康ランドであり、露天風呂、檜風呂、打たせ湯、薬仁湯、スチームバス(女湯は塩サウナらしい)、水風呂、サウナ、ジェットバス、バイブラバス、ファミリースパ、子供風呂の11種類のお風呂と演劇などの余興が楽しめる大広間と落ち着いて食事のできる海王亭があり、仮眠を取ることのできるレストルームも完備された高尾に出来たこの世の楽園、あるいは全ての人々の魂の還る場所のことである。広々とした駐車場が用意された約束の地ではあるが、残念ながら駐輪場はないので敷地内の邪魔にならないところに置かせていただいた。圧倒的ホーム感のあるロビーで受付をすませ、流れるようにひとっ風呂浴び、備え付けの洗濯機で汗にまみれたサイクルジャージも洗濯をして、レストルームで横になりゆっくりと仮眠を取った。ああなんとありがたいことだろうか。ありがとうふろッぴィ。深夜2時からは追加料金を取られる。素晴らしきふろッぴィ。洗剤は受付カウンターで20円で買える。
自転車で高尾山まで行って高尾山登って降りて自転車で帰ってくる(失敗)
どうした
ゆるゆるドミニオン会(ゆるドミ)に行ってきた。
第27回ゆるドミ結果発表会会場 - 不倒城内 キャベツ太郎貯蔵庫 - はてなグループ::ついったー部
自転車を手に入れて二ヶ月ぐらいになるし、走行距離の限界に挑戦しようとかねがね思っていたので、開催場所の自由が丘から多摩川遡上して高尾山にいけるのではないかということで行ってきた。
第一の失敗
まずね、ゆるドミに行くのに起床を失敗するよね。
置きたのは昼下がり。炎天下の中、自転車で中野->自由が丘を走る。
汗だくで20kmを走ってびちゃびちゃになってゲームするよね。
マナーってもんがないよね。(ゆるドミは楽しかったです)
夜
会場にタオルを忘れながら失礼して、二子玉へと向かう。
先の小田原輪行でメシ食ったときに手袋を紛失してしまったのと、山頂で湯を沸かすための器具が欲しかったので、二子玉のモンベルへ行かねばならなかった。
夜は涼しいのでなんとなくたどり着いた。二子玉は再開発されて洒落た雰囲気を出していた。
多摩川
多摩川のサイクリングロードは夜暗すぎるので、多摩川沿いの道路を走る。
登戸あたりから南側へ、南多摩から北側へ、聖蹟桜ヶ丘からはまた南側へと多摩川を渡りながら上っていった。聖蹟桜ヶ丘には一時期住んでいたこともあるので、駅前の様子をみたり、旧居の周りを見に行ったりもした。全然覚えてなかった。ここからは多摩川を離れることになる。
京王線
京王線を頼りにしていけば、高尾山に着くはずである。30kmを超えたあたりから体は限界を迎える。コンビニでの休憩をはさみながらなんとか進んでいく。睡眠時間も足りず、連続起床時間も限界を超えているのか。コンビニのアイスコーヒーでなんとか持たせる。京王片倉を越えると、もう寂しい山って感じの道路になってきて、最高に心もとない。しかし確実に山に近づいてきていることがうかがえた。
風呂
もはや限界である。AM2:00である。あわよくば高尾山山頂でご来光でも見るかと考えていたが甘かった。おそらくこの時の体では登るまで2時間かかるだろう。日の出ギリギリである。タイムアタック登山は死を招く。高尾山の近くには、アレがある。
ふろッぴィは最高。ただし駐輪場はないので敷地内の邪魔にならないところに置いておく感じになった。ひとっ風呂浴びて、洗濯もして、仮眠を取った。ありがとうふろッぴィ。洗剤はカウンターで20円で買える。ここまで40kmの道のりであった。
高尾山へ
起きて回復した感じだったので、空が白んできたところで高尾山口駅へと向かう。高尾山口駅には無料の駐輪場があるのでそこを利用させてもらった。(駅近くの高架下にある)
すっかり明るいが、人は少ない。ぶらぶらと一号路を登っていく。早朝なのでしまっている売店を見ながら粛々と登った。途中、薬王院の朝のおつとめの時間にちょうどあい、ほら貝の音を聞く。その後、何事もなくスッと山頂へ。登山は自転車と違ってお尻が痛くならない。自転車アンド登頂という初期の目標を果たした感動を胸に、湯を沸かしてカップラーメンを食べた。
(どういうわけかローカロリーのカップラーメンを持ってきてしまった)
下山
登った山は降りなければならない。行きと同じく一号路を下る。ぼちぼち家族連れが登ってきていた。
この時、本当に自転車で帰宅するかは迷っていた。高尾山から電車で乗れば、一本で帰れるしそれでいいのではないのだろうか。しかし今回は限界にチャレンジしたかったので、自転車で帰ることにした。
第二の失敗
無理でした。北八王子のあたりで体がどうにも動かなくなってしまった。フラフラになりながら漫画喫茶に倒れ込み、その後夕方まで寝た。
無理はよくないよね
日差しとは体力を奪われるものなのだなぁと思うながら涼しくなった夕暮れどきを走る。ぼちぼちとしたスピードで家を目指したが、国分寺のあたりで限界に達する。素直に国分寺で自転車を詰め、輪行で帰った。
どうだった
人は寝ないと体が動かない。そう思った。体力をつけてまた挑戦したい。
輪行、逗子から小田原へ
どうした
日曜日に輪行をした。輪行は自転車を解体し、公共交通機関で移動することだそうだ。都内から少し離れて、神奈川県の逗子からスタートし、小田原まで海岸沿いを走った。
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準備
輪行バッグ
輪行には専用のバッグがいる。今回利用したJR東日本の旅客営業規則第308条の2は以下の通りである。
旅客は、前項に規定する制限内であっても、自転車及びサーフボードについては、次の各号の1に該当する場合に限り、無料で車内に持ち込むことができる。JR東日本:旅客営業規則>第2編 旅客営業 -第10章 手回り品
(1)自転車にあっては、解体して専用の袋に収納したもの又は折りたたみ式自転車であって、折りたたんで専用の袋に収納したもの
(2)サーフボードにあっては、専用の袋に収納したもの
専用のバッグを調べて購入した。
OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 L-100/超軽量型 レッド
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OSTRICH(オーストリッチ) エンド金具 [リア用] エンド幅130mm ロード向け
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解体・組み立て手順を調べ、何度か練習をして体に覚えさせた。また、手が汚れるため一応一組の軍手を用意した。
ツール
パンク修理セット(手動&ボンベ対応ポンプ・タイヤレバー・交換用チューブ・CO2ボンベ)、そして六角。これらをまとめるツールケースとして、ボトルケージに入るものが良さそうなので選んだ。
Vittoria(ビットリア) premium zip tool case [プレミアムジップツールケース] イタリアンフラッグ ツールボトル 1L1.6BX.01.00.111BK
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着替え
小田原まで行くのであれば少し足を伸ばして箱根湯本あたりにアタックするのはどうか?との提案で、着替えを用意することにした。ただ、リュックは背負いたくないのでサドルバッグあたりかと考えていたが、風呂敷という選択肢を知った。
風呂敷ならば内容物に合わせて大きさが増減するし、設置場所を選ばない。問題は中身へのアクセスが多少面倒なところだが、着替えを入れるならゴール後なので問題はない。
よって大きめの防水風呂敷を購入した。着替えはもちろんスーパーのビニール袋に入れてから風呂敷に包んだ。
使い捨てカメラ
写真は撮りたい、しかしスマホをいちいち取り出すのは面倒だ。デジカメを別で買うべきだろうか。落下の対策も組まないといけないものが増えるのか?そう考えると最適解は使い捨てカメラのような気がしたため、買った。
日焼け対策
日焼け止め。必要。
出発
輪行は邪魔だ。デカいし。よって早朝の空いている時間帯に移動を開始した。端の車両の隅へ置かせてもらい、降りた後もホームから人がはけてから移動を開始した。
前日からの雨がやや尾を引き、明け方の鎌倉は雨粒がぱらついていた。
集合時間の二時間前に到着し、逗子駅のマクドナルドで同行者を待つ。
一人は強い意思の男で、行きの輪行は使わず都内から逗子まで自転車で移動していた。道中自動車の圧に負けてコケたらしく、擦り傷を作って現れた。
一人は強い気持ちの男で、到着後ボトルケージの装着から始めようとしていた。六角もなしで。六角は貸した。早速役に立った。
逗子から江ノ島
更に二人と合流し、計五名での出発となった。逗子から江ノ島まではややアップダウンがあり、トンネルもあり、初めての環境はとにかくエキサイティングだった。トンネルは本当にやばい。本当にやばいと思っているのは自動車の方だろう。正直車の運転中にトンネルで自転車の横走りたくない。
しばらく走っていると江ノ島が見えてきた。
江ノ島から大磯
江ノ島を越えてしばらくすると車道は二車線になり、車の通りも少なくなる。
信号も少なくなり、ほぼひっかかることがなくなり、自転車をこぎつづけることができる。
あたりではたまに鳶が鳴き、まっすぐで平坦な道は最高だった。
大磯到着時点で12:00になってしまったので、大磯港で昼食をとることになった。
ホーム - 大磯漁協直営! めしや 大磯港
めしやは大磯で取れた魚を焼いたり煮たりしたものが食べられる。(写真撮り忘れた)人気らしく、待機列のベンチは埋まっていて、目玉の刺身定食は終わっていた。(食べたいなら11時開店前から並ぶらしい)
値段は1300円~2000円ぐらいで観光地価格かな?と思いきや納得のボリュームで出てきた。鰯の煮物は二尾まるまる出て来るし、他のもずっしりくる。私の頼んだ生シラス丼も喰らえって感じでシラスがのっててよかった。大磯港には釣り人がいっぱいいた。
強い意思の男はここで体力の限界を向かえ大磯駅から帰っていった。
これはめしやの建物ではなく魚市場。写真の右側に歩いて行くとめしやがある。
大磯から小田原
大磯から小田原は国道1号線を走る。ここからは普通に街を走っているのと変わらない。よく信号で止まるし、自転車走行用の十分なスペースもないため、爽快感はない。雨上がりの蒸し暑さ、走行中は風が当たって涼しいが止まるととたんに辛いものがあった。
途中で大磯港に手袋を忘れたことに気づく。さようなら私の手袋。
酒匂川を越えたあたりで全員の疲れの色が見える。小田原についたら箱根湯本まで登ろうぜ!と言っていたやつらとは思えない。ここで小田原ついたら帰ろうぜという気持ちが蔓延する。(一人アタックはしたいが、一人はさびしいから嫌!と言っていた)
小田原
ついた。小田原駅前の一階部分はメインのフロアではない。小田原駅の玄関は二階部分である。よって隅の方でささっと写真を撮ってさっさと解体して詰めた。小田原駅は素晴らしい。しかしお土産を買うのを忘れた。お土産を買う気力が残っていなかったからだ。その後小田急線の快速(快速急行だと混むから一段落とした)で帰った。
振り返り
風呂敷について。なかなか悪くはなかった。フロントにつけていたが邪魔にはならない。
輪行について。早朝に出たため空いていたがもう少し遅い時間でも良かったかもしれない。
応急キットについて。消毒液とパッチぐらいは必要かもしれない。バンテージもあると安心かも。
使い捨てカメラについて。信号待ちとかでさっと撮れてよかった。出来はまだわからない。もっと取り出しやすく工夫する必要はあり。
体力について。普段から休日は50kmぐらい走っておくと負荷的にはいい感じだと思った。
自転車買い物メモ
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